昨今、ICT教育とかSTEAM教育という言葉が一般的に用いられるようになりました。

私の住んでいる地域でも”GIGAスクール構想”に基づき、今後ICT活用教育が推進されてゆくことと

思われます。

確かに、タブレットやパソコンを用いた学習は機械操作に対して興味を抱いて楽しめ、

何よりもやり直しが効く、繰り返し学習が可能になる、といった点が従来の学習方法との大きな違いです。

しかし、親御さんを始めとした保護者の方々の中には

・ 子供がアプリを熟知することで遊びに繋がらないか

・ 長時間のアプリ操作で視力に影響を及ぼすのではないか

・ プログラミングを学ぶことと、人間形成にどのように繋がりがあるのか

といった”懸念”の声も挙がってきております。

私は情報教育の支援という立場上、これらデジタルデバイス等の活用を推進する立場ではありますが、

今の子供たちが成長する過程で”論理的思考能力(ロジカルシンキング)を高める”ことが大事であり、

それを主眼としてICT利活用教育≒情報教育を進めるべきなのではないでしょうか。

その為に利活用されるのがロボットやブロック言語アプリを始めとしたプログラミング教育、

これらを子供たちに施すことが現状では”論理的思考能力を高める”最短距離である、と考えております。

論理的思考能力(ロジカルシンキング)、それは・・・

・ 物事を体系的に整理し、筋道立てて考える

・ 矛盾や飛躍のない行動を、計画立てて行う

・ それに基づき問題解決策を身につける

・・・ これらは、社会人になった際に役立つものであり、身につけておくべきスキルであります。

その為のお手伝いをさせて頂きたい、そのように思ってこの情報教育支援を始めました。

とは言え私もまだまだ学んでいる最中、今後いろいろな施策をご提示する機会があると思いますが、

いつも、皆さまと一緒に学んでゆく姿勢を崩さずに歩んで参りたいと思っております。

2021年5月 

Rehoboth 主宰 生云丹愚連隊